ラルフ・モラ, Ph.D., MSS, CAIA
アデルファイ大学において臨床心理学の博士号を取得。アメリカ陸軍戦略大学およびテキサスA&M大学において卒業研究を完成させた。長年、兵士のPTSD治 療、 戦 地に向かう軍 人・兵 士 の 子どもたちへの心理的対応、子どものPTSD治療に精力的に取り組んでいる。2014年にアメリカ国防 総 省 での仕事を引退し、現在はメリーランド大学の非常勤教授を務め、また山口県岩国市にて個人開業を行う。最近の論文には、統合された早期児童発達、心的外傷後ストレス障害、アディクション、統合された保健行動学に関するものがある。
牛島 定信, M.D.
九州大学医学部卒業。ロンドン大学精神医学研究所留学。福岡大学医学部教授、東京慈恵会医科大学教授、東京女子大学教授、日本精神分析学会会長、日本森田療法学会理事長、日本サイコセラピー学会理事長、日本児童青年精神医学会理事長を歴任。人格障害、青年期の精神病理の解明および力動的精神療法の実践、研究をリードしてきた、日本を代表する精神分析医であり、精神分析的精神医学に最も貢献してこられたお一人である。
主要著書
『思春期の対象関係論』金剛出版
『境界例の臨床』金剛出版
『対象関係論的精神療法』金剛出版
『心の健康を求めて 現代家族の病理』慶應義塾大学出版会
『人格の病理と精神療法 精神分析、森田療法、そして精神医学』金剛出版
翻訳書、啓蒙書、他多数。